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やまと教

『やまと教 日本人の民族宗教』 ひろさちや著

やまと教自体は実在しないけど、民衆の間で盛んに信仰された神道のお話。入門書。
神道と仏教が混ざり合った頃の話や正月や盆等々の宗教行事の起源の話などが
盛り込まれていて、いい勉強になりました。
専門用語が極力避けられていて、平易な言葉で書かれているので理解しやすかったです。
個人的にこれは当たり本ですね。っていうか著者が当たりだと思う。
でも、アマゾンレビューのカストラートって人と同じ意見で、
民衆の間で信仰されていた神道の良さを際立たせるために
皇室(権力者側の)神道をことあるごとに叩いてるのが鼻に付いたなぁ。

最後に、この本のあとがきに現在の医者叩き、派遣叩き、
首相の漢字の読み間違いを叩くなど、現在の風潮にぴったりの文章がありました。

 宗教を持たない人間が心の拠り所にするのは、いわば「美学」なんです。人々は美しく生きたい、立派に生きたいと思ってしまいます。だが、宗教を持っている人間は、そんなふうには思いません。人間は神や仏のような完全な存在ではない。人間は不完全で、醜く、愚かな存在です。だから、そんなに立派でなくてもいいではないか、と考えることができます。宗教を持っている人間には「美学」なんて関係がないのです。
 昨今の日本人は、みんながみんな他人に対して厳し過ぎると思います。他人のほんのちょっとした過失も赦すことができず、どこまでも糾弾します。人間は完全でなければならないと思い、その「完全さ」を前提にして他人を裁きます。そういう風潮になっているのが日本の現状です。
 その結果、日本人は、自分もまた完全な人間でなければならないと思い込んでしまいます。つまり、自縄自縛になってしまうのです。でも、完全な人間なんているはずがありません。にもかかわらず「完全さ」が前提にされていますから、ときには「俺は駄目だ」と思い込み、自己嫌悪に陥り、うつ病になったりします。
 (あとがき P213)

宗教の有無でこうなるのか、というのは大袈裟だけど、
少なくとも当たってる部分はあるかなぁと思いますね。
単にヒステリーや他人の不幸でメシウマで叩いてるだけかもしれないがw
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テーマ : 図書館で借りた本
ジャンル : 本・雑誌

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    Author:有頂天
    図書館通いのニート。
    趣味は読書、図書館内の散歩、ねとらじ・ゲーム配信の視聴、サッカー(Jリーグ)。前は十句観音経の写経、落語も。
    読書は目に付いたものを適当に読んだりレビューで気になったものを読んでるので特にジャンルは決めてない。教養が欲しいです。
    やっとこさ簿記2級合格しました。(平成23年12月)

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